工事実績
2020/12/12ビルオーナー様貯水槽清掃
定水位弁交換工事
貯水槽は定期的な清掃と併せて点検する事が必要です。
貯水するタンク以外に、
給水管・排水管・給水ポンプ・電極等の制御装置・給排気ファンに排水ポンプ等、様々な付帯設備があります。
今回はタンクへの給水に関わる設備(定水位弁)の交換事例となります。
-
定水位弁(主弁)交換前
主弁は屋外設置のパターン。
-
定水位弁(主弁)交換後
この手の定水位弁は二次側配管が長くなるため、バキュームブレーカーの設置が肝になります。
同じメーカー同じ型番の製品でも、昔は製品自体に小さなバキュームブレーカーが付いていたのですが、現行品ではこっそりなくなってしまっています。
要注意。
-
副弁交換前(槽外配管)
副弁(ボールタップ)のみ槽内で交換するケースもありますが、
配管の錆閉塞による不具合の発生が懸念されるため周辺配管も部分的に交換します。
特に、
バルブの前後、タンク取付部の前後は錆閉塞や腐食漏水が多いので要注意です。
-
副弁交換後(槽外配管)
バルブ手前から槽内に掛けて改修・交換。 -
副弁交換前(槽内)
タンク取付部の錆閉塞を見て見ぬフリするのはダメ。
確かに、ここを交換改修するのは色々と面倒で且つ大変です・・・
ですが、ダメなものはダメ。
経験上、要改修ヵ所に該当する事が非常に多いです。
-
副弁交換後(槽内)
タンク取付部も改修の上、ボールタップを設置。
この後、壁面を清掃するのですが
ここまでの状態になってしまうと壁面の錆汚れを完全に落とすのは困難な場合が多いです。