工事実績
2018/10/04東京都新宿区ビルオーナー様貯水槽清掃
高架水槽塗装
高架水槽塗装
屋外設置のFRPタンクは紫外線によるパネルの劣化が問題になります。
劣化が進むとガラス繊維が剝き出しになってしまい、
強度の低下・ガラス繊維の飛散・藻の発生が生じます。
特にこの、『藻』が厄介。
『藻の発生』した高架水槽はかなり悲惨です。
飲料水に藻が混じる。(衛生面や見た目で大問題)
蛇口や湯沸し器が詰まる。(各戸毎の修理費が発生)
不動産屋・ビルオーナーの皆様覚えておいて下さい。
屋外設置のタンクは塗装が必要です。
タンクの外観美観維持以外に大きな『意味』を持ちます。
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タンク塗装前
過去に塗装実績のあるタンク。
一見キレイに見えますが、触ると手が白くなる状態。
これをチョーキング現象といい、再塗装が必要と判断する一つの指標になります。
※未塗装のFRPタンクの場合は
ガラス繊維が目に見え、触れると飛散し素手で触るとチクチクする状態、になる前の塗装が必要です。
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作業風景
まず、ヤスリ等で下地を荒らし
次に、塗装面を清掃します。
下塗りとして、対紫外線塗料を塗り、
上塗りで、仕上げ塗料を2層塗ります。
黒色が対紫外線塗料。
屋外設置のFRPタンクを塗装する場合は、この「対紫外線塗料」が肝です。
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下塗り後
真っ黒。
屋外設置のFRPタンク塗装では、この真っ黒な下塗り状態が肝です。
※対紫外線塗料(紫外線カット塗料)の種類によってはこの下塗り塗料は銀色・黒色など様々です。
肝心な事は色ではなく、下塗りに対紫外線塗料を塗る事です。
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タンク塗装後
キレイになりました。
写真には写ってませんが、タンクの架台など鉄部も下地処理→塗装を行っています。